F-POWERプロジェクト

F-POWERプロジェクトとは

F-POWERプロジェクトの名称について

F-POWER プロジェクトの名称は、以下の3つの言葉が由来になっています。
Forest:豊かな森林を活かし
Future:未来につなぐ
Factory:最先端の工場

豊かな森林を活かし未来につなぐ最先端の工場

信州F-POWER プロジェクトは、長野県、塩尻市および、征矢野建材株式会社が、東京大学や信州大学との産学連携により、林業再生や循環型地域社会の形成、地域の活性化を図る総合的な森林バイオマス資源活用事業です。


信州F-POWERプロジェクトが目指す姿

  • 豊かな森林資源を育みながら、原木を安定的に供給できる体制づくりを目指します。
  • 県内最大規模の集中型木材加工施設と木質バイオマス発電施設を整備することで、木材の安定的な需要の創出と、循環型地域社会の形成を目指します。
  • 新たな雇用の創出を目指します。
  • 製材時に排出されるオガコを利用して、地域エネルギーの創出を目指します。

信州F-POWER プロジェクトが目指す木材需給構造

事業目的とメリット

  1. 森林資源の有効活用
    • 現在、木材価格の低迷などにより、林業の採算性が悪化。薪や炭などのエネルギー利用が減少することで、森林の荒廃が問題となっています。信州F-POWER プロジェクトでは、森林資源を「育てる」「活用する」という計画的かつ理想的なサイクルの実現を目的としています。
  2. 再生可能エネルギーによる安定した電力供給
    • 森林資源を原料とした木質バイオマス発電施設を整備することで、化石燃料に依存しない環境負荷の少ない循環型地域社会の形成を目指します。
  3. 新たな雇用の創出
    • 年400 人の雇用創出を目指し、その経済効果は20 年間で約500 億〜700 億円規模(産業関連分析・2次波及効果含む)になると推計しています。

塩尻市への効果

長野県に新しい林業を創生するために「産学官連携プロジェクト」を設置