塩尻市民のみなさまへ

塩尻市への効果

約19,000世帯 / 日分の電力供給が可能に!

バイオマス発電所では、建材の製造過程で発生した端材に加え、建材、構造材に適さない未利用県産材約10.5万㎡をチップ化し、燃料として利用します。発電施設では1.45万kwの発電が可能で、発電した電気は工場で利用するものを除き売電します。

なお、一般家庭1日あたりの消費電力は約15kw/日(H20 京都市発表)程度であることから、約19,000世帯/日分の電力提供が見込まれます。

林業を再生し、新たな雇用を創出

本プロジェクトの実施により、素材生産による雇用で約250人/年、運搬による雇用で約100人/年、製材工場の雇用で約40人/年、発電施設で約25人/年、合計約400人/年の新たな雇用が創出される見込みです。また、本プロジェクト実施による経済効果は、20年間で約500億~700億円を見込んでおります。(コンサルタント試算、産業連関分析、2次波及効果含む)

熱利用による地域の活性化および、新たな産業の創出

地域への熱供給については、製材加工過程で生じる「おが粉」から木質ペレット燃料を製造し、木質バイオマス燃料を供給します。このエネルギーをもとに、農場用ハウス等への熱供給モデルの創造、化石燃料に依存しない環境に優しい農業の推進など、農業をはじめ、多方面に供給・利用することで、地域の活性化を創出してまいります。